【1億の壁】個人事業からグループ会社へ──次の基準値

「1億円の壁」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

これは、売上規模の話ではなく、事業を“会社”として発展させていくうえでのひとつのマイルストーンを表しています。

たとえば、個人事業やスモール法人で年商3,000万〜5,000万円を達成する人は、近年増えてきました。SNSやフリーランス、スモールビジネスの台頭によって、個人でもある程度の利益を出せる時代になっているからです。

しかし、「法人経営」や「チーム経営」「資産形成」「次世代支援」などを視野に入れたとき、“個の延長線”ではなく、“組織・仕組み・資本”で挑む領域が必要になります。

そこで意識すべき指標が、「年間売上1億円の壁」です。

この“1億”を超えると、次のような変化が訪れます。

  • 外注やスタッフではなく、「社員やチーム」での運営に移行する
  • 固定費やリスクに耐えうる財務体制が求められる
  • ひとつの柱ではなく、複数の事業部またはグループ会社での構成になる
  • 銀行・投資・助成金・信用調査など、社会的評価が変わる

つまり、1億円はただの数字ではなく、経営体の次元が変わる基準点とも言えるのです。

私たちENCREATEでも、「ゼロイチの育成」はもちろん、「その先の事業拡張=1億円の壁を越える準備」を重視しています。

事業が育ち、仲間が集まり、分社化・独立・グループ化していく中で、“連携型”の成長モデルを構築することが、次の時代の経営の鍵になるからです。

個で勝つ時代は終わりません。

しかし、個がつながり、組織となり、複数の会社として社会に還元する時代はすでに始まっています。

今あなたの挑戦がゼロイチのフェーズにあるとしても、ぜひ“1億の壁”を目標として見据えてください。

そこには、見える景色も、支援できる人数も、人生の選択肢も、大きく変わっていく未来があります。

あなたが会社を超え、グループ会社を率いる経営者になる日は、きっとそう遠くありません。

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